Python モジュール: sys
概要
- Python で標準入力や標準出力、終了などのシグナルを扱うためのモジュール
使い方
import sys
よく使う機能
標準出力
sys.stdout.write(...)
- 標準出力として出力する
- print() とあまり変わらないが、末尾に改行が入らない
標準エラー
sys.stderr.write(...)
- 標準エラーとして出力する
- 改行が入らないので、必要ならば
\n
で入れる
標準入力
foo = sys.stdin.read() bar = sys.stdin.readline() hoge = sys.stdin.readlines()
- キーボードの入力を受け取って変数などに渡す
read()
は ctrl+d が押されるまで、入力を受け取り続ける- 受け取った内容は、今回の場合は
foo
に代入される
readline()
は Enter が押されるまで、入力を受け取る- 受け取った内容は、今回の場合は
bar
に代入される - 最後の Enter で入力された改行がそのまま残る
readlines()
は ctrl+d が押されるまで、入力を受け取り続ける- 受け取った内容は、今回の場合は
hoge
に代入される read()
との違いは、リストに格納することであり、Enter ごとにリストの要素が追加される- Enter で入力された改行はそのまま残る
終了
sys.exit(0) sys.exit(1)
- プログラムを終了させる場合に使う
exit(0)
は正常終了exit(1)
は異常終了