ImageMagick
概要
- コマンドラインから画像を閲覧、編集、変換するツール集
インストール
$ sudo apt-get install imagemagick
これにより、以下の実行ファイルがインストールされる
- display: ビューア
- identify: 画像情報を表示
- convert: 変換
- mogrify: 変換 (ファイルは上書きされる)
- montage: フレームを付けるなどの装飾
- composite: 画像同士の合成
使い方
display
$ display 画像パス
identify
$ identify [オプション] 画像パス
- オプションに
–verbose
をつけると、より詳細な情報を取得できる - 画像サイズなどを取得したい時にどうぞ
convert, mogrify
- convert
$ convert [オプション] 入力画像パス 出力画像パス
- mogrify
$ convert [オプション] 画像パス
- convert と mogrify は入出力の挙動が異なるだけで、処理やオプションは同じものが使える。
- 多くの機能を有しているが、よく使う機能としては
- 画像フォーマットの変換
- 画像サイズの変換
- トリミング、クロッピング
トリミング
- 画像をトリミングするコマンド
$ convert -crop WxH+X+Y INPUT OUTPUT
W
: 幅H
: 高さX
,Y
: W と H で定義した矩形の左上頂点の座標 (画像の左上頂点が (0,0) を原点とする)INPUT
: 入力画像パスOUTPUT
: 出力画像パス
特定の色の透過
- 画像の特定の色を透過するコマンド
$ convert -alpha on -transparent COLOR INPUT OUTPUT
-alpha on
: アルファチャンネルの追加-transparent
: 透過色を指定するオプションCOLOR
: 透過色 (色名 (white
やblack
など) や RGB (#FFFFFF
や#8000FF
など) で指定する)INPUT
: 入力画像パスOUTPUT
: 出力画像パス
montage
使ったことがないので割愛
composite
使ったことがないので割愛