寿命がきた microSD (ext4) をマウントする
概要
- microSD が寿命に達する
- Raspberry PI では、メインストレージが microSD なので、システムでログを書き込んだりしていると、早々に書き込み限界に達することがある
- サブストレージとして microSD を使っているスマートフォンやタブレット PC もアプリケーションが microSD に頻繁に書き込んでると、早々に寿命が来る
- microSD 自体は寿命が来ても、読み込みはできる (長時間放置していない場合) のでデータを救済できる
- Linux PC で microSD (ext4) をマウント
- あれ?以下のメッセージが出てきてマウントできない…の場合の話
mount: wrong fs type, bad option, bad superblock on /dev/sdd1, missing codepage or helper program, or other error In some cases useful info is found in syslog - try dmesg | tail or so.
- あと、この方法は書き込みできないデバイス (HDD のトラブルとか) にも応用できるかもしれない
原因と解決策
- 原因
- ext4 でフォーマットしていると、ジャーナリングシステムが働くので、リードオンリー (
ro
) でマウントしなければならない。 - ただし、ext4 の場合、
noload
オプションも入れないとダメっぽい
- 解決策
$ sudo mount -t ext4 -o ro,noload /dev/xxx /path/to/mount
/dev/xxx
: microSD のパーティションのデバイスファイルsudo fdisk -l
などで調べる
/path/to/mount
: マウントディレクトリ