vim
概要
- vi 派生の CUI でも使える有名なエディタ
- 機能が豊富
- ノーマルモードとインサート(insert)モードを切り替えながらやる独特の操作は、GUI のエディタに慣れた人にとってハードル以外の何者でもない (理解するのに時間がかかる)
インストール
通常インストール
- 大抵の Linux ディストリビューションには、デフォルトでインストールされているが、最小限の機能しかない vim (vim-tiny) であるため、使い難いので使いやすい方をインストールする
$ sudo apt-get install vim $ sudo update-alternatives --config editor vim <-- /usr/bin/vim.basic を選択する $ sudo select-editor <-- /usr/bin/vim.basic を選択する
update-alternatives
は vi にリンクする複数の実行ファイルを切り替えるコマンド- デフォルトで、vi と入力すると vim.tiny が実行される
- このコマンドは他にも異なるバージョンの gcc のリンク切り替えにも使われる
select-editor
もupdate-alternatives
と同じ効果だが、ソフトウェアによってはこちらを設定しないとデフォルトのエディタとして認識しないものもあるため、両方実行しておくと良い。
共用サーバ等での最新版のローカルインストール
- インストール条件
- ソースダウンロード先:
$HOME/opt
- インストール先:
$HOME/local
- ソースをダウンロードする。
$ cd $HOME/opt $ git clone https://github.com/vim/vim.git
- インストールの設定をする。
$ cd $HOME/opt/vim $ ./configure --prefix=$HOME/local --disable-selinux --enable-cscope --enable-fontset --enable-gpm --enable-multibyte --enable-rubyinterp --enable-xim
- コンパイルする。
$ make -j 4
- インストールする。
$ make install
設定ファイル
- ホームディレクトリに .vimrc として作成する
- 詳細は編集中
使い方
編集中
Tips
一連の操作を繰り返す complex repeat
- 一連の操作の記録
- ノーマルモードにて qa (a はアルファベットの何か)
- 一連の操作をする
- q (記録終了)
- 一連の操作の実行
- @a (a は記録の時に q の後に入力したアルファベット)
重複行を取り除く (結果はソートされる)
:sort u
行末のスペースを取り除く
- .vimrc に以下を追記
autocmd BufWritePre * :%s/\s\+$//ge
- 参考サイト: Vimで行末の余分なスペースを取り除く - Qiita