Resilio Sync (旧BitTorrent Sync)
概要
- Dropbox のようなデータ同期プログラム
- Dropbox との違い
- Peer to Peer で同期するため、特定のサーバによるボトルネックの影響を受けない
- 環境によっては Dropbox より高速に同期可能
- ちなみに Dropbox は特定のサーバを介してファイルが同期される
- Peer to Peer なので、同期するデバイスは両方ともネットワーク上になければならない (電源が入っている状態でなければならない)
- 自身で管理するサーバに Resilio Sync を入れておけば、解決できる
- バージョン管理 (特定時刻のファイルの復元) ができない
- ただし、削除してしまったファイルの復元は可能
- 以前のバージョンではバージョン管理もできていたらしい…
- 逆に Dropbox ではバージョン管理や削除してしまったファイルの復元が可能
- Windows、Mac OS、Linux、Android、iOS など、様々なプラットフォームで利用可能
- 2016/6/1 に BitTorrent.inc から独立して BitTorrent Sync を改名し、Resilio Sync になった
インストール方法と使い方
書きかけ
Tips
削除してしまったファイルの復元
- Resilio Sync は各同期ディレクトリに「.sync」という管理用のディレクトリを作成している
- 削除してしまったファイルは一度「.sync/Archive」に保存されるため、そこからコピーなりなんなりして取り出す
BitTorrent Sync から Resilio Sync への移行
- 基本的にはメタデータなどの構成は同じなので、そのままバイナリファイルを変更して実行すれば良いみたい。
ピアが見つからない (同期できない)
- 原因: キャッシュされているピアのグローバル IP と現在の グローバル IP が合わない (ピアのグローバル IP が変更された)
- 解決方法: ピアのグローバル IP のキャッシュの削除
- 「環境設定… (Perferences…)」をクリック
- 「詳細設定 (Advanced)」タブの「パワーユーザ向け環境設定を開く (Open power user preferences)」をクリック
- 「Peer expiration time (days)」の「編集 (edit)」をクリック
- 値を「0」にする
- Resilio Sync の再起動 (キャッシュが削除される)
ps auxw
とgrep
コマンドでプロセスを調べて、kill
コマンドで終了。その後起動させる。 - 起動後、1〜3の操作をして、値を元の「7」に戻す
- Resilio Sync の再起動