ツール:inkscape

Inkscape

  • オープンソースのベクトル画像編集ソフトウェア
  • Adobe Illustrator と同等のことができる
$ sudo apt-get install inkscape
名前 機能 ショートカット
選択ツールオブジェクトを選択S or F1
ノードツールノードを編集N or F2
円/弧ツール円弧を描画E or F5
鉛筆ツール(フリーハンド)フリーハンドで描画P or F6
ペンツール(ベジエ曲線)ベジエ曲線で描画B or Shift+F6
テキストツールテキストを挿入T or F8
消しゴムツールフリーハンドで任意の部位を削除Shift + E
バケツツール領域を塗りつぶすU or Shift+F7
スポイトツール指定したポイントの色を取得D or F7
グラデーションツールグラデーションで塗りつぶすG or Ctrl+F1
レイヤーの追加Ctrl+Shift+N
エクスポートツールボックスの表示Ctrl+Shift+E
フィル/ストロークツールボックスの表示Ctrl+Shift+F
テキストツールボックスの表示Ctrl+Shift+T
位置と配置のツールボックスの表示Ctrl+Shift+A
レイヤーツールボックスの表示Ctrl+Shift+L
名前 機能 ショートカット
上書き保存Ctrl+S
名前を付けて保存別名で保存(保存後は付けた名前のファイルで作業)Ctrl+Shift+S
コピーを保存別名で保存するが、保存後は元のファイルで作業Ctrl+Shift+Alt+S
元に戻す前の状態に戻すCtrl+Z
やり直し元に戻すをキャンセルShift+Ctrl+Z
コピーオブジェクトをクリップボードにコピーCtrl+C
貼り付けオブジェクトを貼り付ける(位置は元のオブジェクトからずれた位置)Ctrl+V
複製クリップボードを介さずにオブジェクトを貼り付ける(位置は元のオブジェクトと同じ位置)Ctrl+D
同じ場所に貼り付け同じ位置に貼り付ける(位置は元のオブジェクトと同じ位置;レイヤーをまたいでも貼り付け可能)Ctrl+Alt+V
削除オブジェクトを削除Del
ページ設定ページの設定(キャンバスの大きさとか背景色とかを設定)Shift+Ctrl+D
オブジェクトに対する操作 マウス操作 キー
オブジェクト選択クリック
複数オブジェクト選択クリックShift
オブジェクト移動ドラッグ
平行移動ドラッグCtrl
オブジェクトの拡大縮小オブジェクトを選択後に端の矢印をドラッグ(オブジェクトの左上隅を中心とする)
オブジェクトの拡大縮小オブジェクトを選択後に端の矢印をドラッグ(オブジェクトの中心を中心とする)Shift
オブジェクトの拡大縮小オブジェクトを選択後に端の矢印をドラッグ(高さと幅の比率を維持)Ctrl
画面を垂直に移動スクロール
画面を水平に移動スクロールShift
画面を拡大スクロールCtrl

直線

  1. ペンツールをクリック
    (デフォルトでは左側の縦に並んだアイコンの列の中にある )
  2. 直線を開始する位置をクリック
  3. 直線を終了する位置を
    1. クリック (続けて直線を描く場合)
    2. ダブルクリック (終了する場合)

曲線

  1. ペンツールをクリック
    (デフォルトでは左側の縦に並んだアイコンの列の中にある )
  2. 曲線を始める位置をクリック
  3. 曲げたい位置までマウスを移動
  4. さまざまな位置にマウスをドラッグして曲がり具合を調整
  5. 曲がり具合の良い所で
    1. クリック (次の曲線を開始する位置になる)
    2. ダブルクリック (終了する場合)
    3. ボタンを手放す (曲げたい位置になる)
  1. 画像を取り込む
  2. ペンツールや矩形ツール、円/弧ツールなどを使って、切り抜きたい形状を作成する
  3. 画像、切り抜きたい形状の順に、それらのオブジェクトを選択する (Shiftを押しながらクリックしていく)
  4. 「オブジェクト」→「クリップ」→「設定」を実行するとトリミングできる
  • 問題
    • 矢印を作る場合は、線を描画した後に、「フィル/ストローク (Shift+Ctrl+F)」の「ストロークのスタイル」の「マーカー」で指定するのだが、線の幅を指定するところはあっても、マーカー (矢印) のサイズを変更するところはない
    • マーカーは線の幅に合わせて、大きくなるがバランスが悪くなることもある
  • 解決方法
    • エディタで .svg を開いて修正する
    1. inkscape で、矢印の設定を変えたい線を選択
    2. 右クリックメニューから「オブジェクトのプロパティ」を開く
    3. 「ID」の欄にある ID を覚える (例: path5407)
    4. 好みのテキストエディタで .svg を開く
    5. ID の番号を検索する
      • 通常は <g>…</g> タグの中にあるはず
      • 例: 5407
    6. その付近にある style = で始まる行を探す
      • <path … /> タグにあるはず
    7. style = 内の marker-start:url(#) あるいは marker-end:url(#)# 以降の名前を検索する
      • 通常は <defs><marker … /></defs> にあるはず
      • 例: Arrow1Lend
    8. <path> タグ内の transform(…) が矢印の大きさ (倍率) なので、そこを書き換えて保存する
  1. 背景色を透明化したいオブジェを選択
  2. 「フィルター」→「塗りつぶしと透明化」→「ライトイレイザー」
  3. 以下のパラメータで適用
    • 拡大: 1000.0
    • 侵食: 1000.0
    • 全体の不透明度: 1.00
  • Ver. 1.1 までは、ドキュメントの設定から現在の選択領域から一定マージンを設定することができたが、Ver. 1.2 以降はその機能が消えたようだ。
  • その対策手順を以下に載せる。
    1. ファイルドキュメントのプロパティ を選択する (あるいは、Ctrl+Shift+D)。
    2. 表示 タブの ページサイズをコンテンツに合わせて変更 ボタンをクリックする。
    3. フロントページの幅と高さにマージン × 2 の値を加える (例: 上下左右に 5 mm 取る場合は、幅と高さに 10 mm 追加する)。
      • 右側のリングアイコンをクリックしてからだと幅と高さを同時に増減できて便利。
    4. マージンを設定したいページ内のオブジェクトをすべて選択する。
    5. オブジェクト整列と配置 を選択する (あるいは、Ctrl+Shift+A)。
    6. 整列タブの 基準ページ にする。
    7. 中心を中心軸に合わせる ( アイコン) ボタンをクリックする。
    8. 中心軸の中心に揃える ( アイコン) ボタンをクリックする。
  • ツール/inkscape.txt
  • 最終更新: 2024/08/05 15:25
  • by mumeiyamibito