zswapを使ってメモリを有効活用
概要
- zswap とは、メモリ上のキャッシュを圧縮して管理する Linux の機能
- スワップアウトさせないように、キャッシュを圧縮する機能らしい。
- 似たキーワードとして zram があるが、これは RAM 領域にスワップ空間を作り、そこにスワップアウトしたデータを圧縮して貯めこむ機能らしい。
- いずれもメモリが少なく、CPU リソース (圧縮のために必要) が多い環境で有利になる。
有効化
- Linux 3.11 以降のカーネルなら利用できる
- grub ファイルの編集
$ sudoedit /etc/default/grub
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT
にzswap.enabled=1
を追加する- 既に別の値が設定されている場合は、スペースで区切って、その後に追加する
- grub の設定を適用
$ sudo update-grub2
- 再起動
$ sudo shutdown -r now
- 参考サイト