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GitBucket
概要
- オープンソースのプロジェクト管理
- 要は GitHub のようなツールをを社内とか、個人で管理したい人用のソフトウェア
- コストとか、面倒臭さが、GitHub と GitLab の中間らしい…。
導入
前提条件
- OS: Raspberry Pi OS (Raspbian)
- Web サーバ: nginx
インストール方法
- Java 8 をインストールする。
$ sudo apt install openjdk-8-jre
- Oracle 版 (
oracle-java8-jdk
) でも良いらしい。
- 非特権ユーザ (システムユーザ) を作成する。
$ sudo adduser --system gitbucket
- 非特権ユーザに切り替える。
$ sudo su - gitbucket -s /bin/bash
- プログラムをダウンロードする。
$ wget https://github.com/gitbucket/gitbucket/releases/download/4.34.0/gitbucket.war
- 実行する。
$ java -jar gitbucket.war --port 8080
- 以下のメッセージが出るまで少々待つ。
INFO:oejs.Server:main: Started
- ファイアウォールを設定しているなら、8080 番ポートを開けておく。
- ブラウザ側からアクセスする (兼動作確認)。
- ローカルにインストールしたなら
http://localhost:8080
- サーバにインストールしたなら
http://SERVER:8080
(SERVER はサーバのドメイン名や IP アドレス)
- 右上の
Sign In
をクリックして、ログイン画面で、アカウントroot
、パスワードroot' でログインする。 - 右上の
Sign Inと同じ所のボタンをクリックし、
Account Settingsをクリックする。 - パスワードを別なものに変更し、下の
Saveボタンをクリックする。 * 新たに任意のユーザ名の管理者ユーザを作成し、root ユーザを削除する場合: - 新たに管理者ユーザを作成する場合は、右上の
Sign Inと同じ所のボタンをクリックし、
System Administrationをクリックする。 -
New userボタンをクリックする。 - 必要情報を記入して、
User Type:は
Administratorにする。 -
Create userボタンをクリックする。 - ユーザ一覧画面で、root ユーザの右端の
Editをクリックする。 -
Usernameの下に
disableがあるので、チェックして、
Update userボタンをクリックすると、
root'' ユーザを消せる。 - サーバの端末画面に戻り、Ctrl + c を押して、GitBucket プログラムを終了させる。
- ユーザを元のユーザ (管理者権限を持つユーザ) に戻す。
$ exit
- 以下のコマンドを実行して、サービスファイルを作成する。
sudoedit /etc/systemd/system/gitbucket.service
[Unit] Description=GitBucket After=network.target [Service] ExecStart=/usr/bin/java -jar /home/gitbucket/gitbucket.war --port 8080 ExecStop=/bin/kill -SIGINT $MAINPID Type=simple User=gitbucket [Install] WantedBy=multi-user.target
- サービス群をリロードする。
$ sudo systemctl daemon-reload
- 自動起動するサービスとして登録する。
$ sudo systemctl enable gitbucket
- GitBucket を起動する。
$ sudo systemctl start gitbucket