目次

入力ファイル作成

概要

特殊な残基 (リガンドなど) を含まない系

$ tleap
> source /opt/amber16/dat/leap/cmd/leaprc.ff14SB
> system = loadpdb hoge.pdb
> check system
> addions2 system K+ 0
> solvatebox system TIP3PBOX 20.0
> saveamberparm system hoge.prmtop hoge.inpcrd

リガンド (通常の力場に含まれない低分子) を含む系

書きかけ

特殊残基 (通常の力場に含まれない残基が結合している) を含む系

書きかけ

周期境界ボックスのサイズを指定する場合 (溶液のイオン濃度を指定する場合)

  1. 中心座標の取得
    $ tleap
    > source /opt/amber16/dat/leap/cmd/leaprc.ff14SB
    > system = loadpdb hoge.pdb
    > check system
    > center system
    > quit
    • center コマンドで表示された座標をコピーしておく (コンマで区切った値であることに注意)
  2. 入力ファイルの作成
    $ tleap
    > source /opt/amber16/dat/leap/cmd/leaprc.ff14SB
    > system = loadpdb hoge.pdb
    > set system box {X Y Z}
    > translate system {コピーした座標にそれぞれ -1 をかけた座標}
    > addions2 system K+ 0
    > solvatebox system TIP3PBOX 0.1
    > saveamberparm system hoge.prmtop hoge.inpcrd
    • set … box: 周期境界ボックスのサイズを設定 (スペースで区切った値であることに注意)
    • translate …: 系の座標のシフト (コンマで区切った値であることに注意)
      • set … box は原点 (0,0,0) を中心に展開するので、系の中心を原点にするため、各座標の値に -1 をかけたものを指定する
    • solvatebox …: ここで指定された厚さは指定したボックスからの距離となるので、0.1 などの小さい厚さを設定しておく