====== zswapを使ってメモリを有効活用 ====== ===== 概要 ===== * zswap とは、メモリ上のキャッシュを圧縮して管理する Linux の機能 * スワップアウトさせないように、キャッシュを圧縮する機能らしい。 * 似たキーワードとして zram があるが、これは RAM 領域にスワップ空間を作り、そこにスワップアウトしたデータを圧縮して貯めこむ機能らしい。 * いずれもメモリが少なく、CPU リソース (圧縮のために必要) が多い環境で有利になる。 * 参考サイト: [[http://gnu.hatenablog.com/entry/2016/01/12/072154 | 【Linux】zswap は本当に速いのか - 解き放たれしソフトウェア]] ===== 有効化 ===== * Linux 3.11 以降のカーネルなら利用できる - grub ファイルの編集\\ $ sudoedit /etc/default/grub - ''GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT'' に ''zswap.enabled=1'' を追加する * 既に別の値が設定されている場合は、スペースで区切って、その後に追加する - grub の設定を適用\\ $ sudo update-grub2 - 再起動\\ $ sudo shutdown -r now * 参考サイト * [[http://abyssluke.hatenablog.com/entry/2015/06/09/202523 | zramやzswapを試してみたの巻。 - 以下省略!]] * [[http://qiita.com/you21979@github/items/47d2f2d54ed89d41f04f | centos7でメモリ圧縮機能(zram)が使いたい場合 - Qiita]] * [[https://wiki.archlinuxjp.org/index.php/Zswap | Zswap - ArchWiki]]