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Gromacs 計算手順 (Ver.5)
概要
- Gromacs Ver.5 以降の計算手順
- 基本的には各コマンドが gmx のサブコマンドとなっただけで基本的には同じ
手順
通常
書きかけ
MD 計算の延長
- MD 計算の計算時間を延長したい場合に使う (tpbconv が廃止され、convert-tpr に置き換わった)
- MD 時間を延長した入力ファイルの作成
$ gmx convert-tpr -s PREVIOUS.tpr -extend TIME -o NEXT.tpr
-s PREVIOUS.tpr
: 前の計算で使用した tpr (PREVIOUS.tpr) を指定–extend TIME
: 延長時間の指定 (TIME は ps 単位で指定する)-o NEXT.tpr
: 出力ファイルの指定 (次の計算に使う tpr ファイル (NEXT.tpr) を指定する)
- 計算開始
$ gmx mdrun -s NEXT.tpr -deffnm NEXT -cpi PREVIOUS.cpt
- -cpi オプションを加えた計算を実行する (NEXT.tpr を使って計算をする)
-s NEXT.tpr
: 前の操作で作成した .tpr (NEXT.tpr) を指定-deffnm NEXT
: 出力ファイルや入力ファイルの共通のファイル名 (拡張子を除く) を指定 (この場合は NEXT.* が計算で作成される)-cpi PREVIOUS.cpt
: チェックポイントファイル (PREVIOUS.cpt) の指定- PREVIOUS.cpt は前の計算が完了した際に作成されている
- tpr 自体は延長分を足し合わせた計算をするようになっているため、.cpt を指定しないと最初から延長分までの計算をすることになる。cpi の指定を忘れないこと!
例- 0〜10 ns の計算をする .tpr に 10 ns を追加する convert-tpr を実行してできた NEXT.tpr を作成
gmx mdrun -s NEXT.tpr -deffnm NEXT
→ 0〜20 ns の計算を実行gmx mdrun -s NEXT.tpr -deffnm NEXT -cpt PREVIOUS.cpt
→ 10〜20 ns の計算を実行