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Mendeley
概要
- 論文管理ツール
- Windows、Mac、Linux に対応したアプリケーションがある
- クラウドで同期が可能 (無料で 2GB)
- PDF ビューアも内蔵されており、注釈やマーカーで印が付けられる (付けた印は同期可能)
- 既に持っている論文をアプリにドロップすると、自動で認識してくれる (一定のフォーマットでないと精度が悪くなる)
- Web importer もあり、Firefox などでは論文サイトから情報を取り込むことができる
- アプリケーションから論文を検索することができる (Google scholar ほど優秀ではないようだ)
- 論文管理ツールだけあって、Word や LibreOffice に特定の書式で挿入できる
- SNS 機能もあるらしい… (使ったことないからわからん)
インストール
- アプリケーションを https://www.mendeley.com からダウンロードしてインストール
- 起動後、連携ツールをインストール
- Tools → Web importer (ウェブインポータのインストール)
- Tools → Install LibreOffice plugin (LibreOffice プラグインのインストール)
- Tools → MS Word plugin (Word プラグインのインストール)
使い方
アプリケーション
- ウィンドウに既に持っている論文をドロップすると自動でタイトルや著者などの内容が読み込まれる (精度が悪い場合は、右ペインにある入力欄から修正する)
- 左ペイン
- Mendeley で管理するためのツリーが用意されている
- 論文を分類したい場合はここで分ける (複数のフォルダに入れることも可能)
- 右ペイン
- 論文の情報が載っている
- フォルダ管理とは別にタグ付けはここで行う
Word (2010,2013)
本文中に論文番号を入れたい場合
- 挿入したい場所にカーソルを配置
- 参考資料タブをクリック
- 入力ウィンドウが出てくるので、タイトルなり、著者なり、タグなり、論文情報に付けたキーワードを入力すると論文候補が出てくるので、選択する
- 複数の論文の区切りは、「;」で
挿入した論文の一覧を入れたい場合
論文一覧、あるいは本文中のスタイルの変更する場合
- 参考資料タブをクリック
-
- 表示中のリストに使いたい形式がない場合は、「More Styles…」で Mendeley アプリケーションを起動
- 「Get More Styles」タブをクリック
- 検索欄に希望する論文雑誌のタイトルを入れる (有名な雑誌のスタイルはたいていある)
- 希望するスタイルを選択し、「Install」ボタンをクリック
- 「Installed」タブをクリック
- 希望するスタイルを選択し、「Use this Style」をクリック
希望するスタイルがない場合
- Visual CSL Editor で CSL を編集
- 編集した CSL を保存
- Mendeley アプリケーションの「View」→「Citation Style」→「More Styles…」をクリック
- 保存した CSL を「Citation Styles」ウィンドウにドロップ
- 「Installed」タブをクリック
- 希望するスタイルを選択し、「Use this Style」をクリック